闇金ドッグス7という映画が日本の奨学金の闇を映してた
あんまり内容を書くと問題になりかねないので、そのへんはご了承ください。
あらすじ
闇金をやめた主人公がキャバクラのボーイとして働き始めて、その店のキャバ嬢と仲良くなる話。
で、そのキャバ嬢が、介護+奨学金の借金に苦しんでいるって感じ。
日本の奨学金
通常、奨学金はschoolarshipって訳されるけど、日本の奨学金の多くは、ただのloan。返済義務も利子もしっかりある。日本の奨学金の代表的なものは、日本学生支援機構のものである。
日本学生支援機構の奨学金
ここからは、私の知ってるだけの情報、間違えもあるはず。日本学生支援機構の奨学金は、1種、2種。1種は無利子。2種は有利子。ちなみに僕はこの1種奨学金を借りている。
どちらも奨学金だが、実態はローンである。返済義務が存在する。さて、ここからが問題というか議論の余地がありそうなところ。
もちろん1種の奨学金を借りるためには、成績などの条件が必要。多少の収入条件もあるが、ほとんど関係ない。つまり、金に困ってるやつ用ではないのである。でね、たいていこれを借りている奴は、金に困っていない。
だから気付いてほしい。この奨学金は、金に困ってるやつのためじゃなくて、優秀な奴が勉強に集中するためのものである。ぜひ、大学生には知っておいてほしい。
ちなみに貧困の連鎖から抜け出すために
私の考えだと貧困の連鎖から抜け出すためには、進路の早期決定が重要だと思っている。一般的な大学に入って謎のジェネラリストを目指すよりも、早めに進路を決定して、プロフェッショナルの道に進んだほうが、投資対効果が大きく、リスクも少ないわけである。
具体的には、中学時代に将来をいかに見通せるかが大事である。適当な高校に行き、適当な大学に行き、大学時代4年間を何も考えずに楽しみ破滅するよりも、早めに進路決定し苦労することで、残りの何十年を有意義に暮らす方が良いと思う。
で、考え、調べてみた。その結果、看護師が最高のリスクヘッジ職業だと気づいた。
看護師に自分のキャリアを投資する事
男性も女性もなれる。きついが給料は高め。常に求人はある。資格ベースのため、出産や子育てを経験した後もキャリアを継続できる。さらに、発展性もある。将来をとおして、安定した収入が見込める数少ない職業である。しかも、そんなに偏差値に縛られずに済む。言い方は悪いが、偏差値30代でもなれる。
看護師の給料
看護師一年目の平均年収は 491万円。 年齢は20歳~24歳で平均月収は30.7万円。 平均ボーナスは年間122万円でした。 ただこれは常勤で夜勤ある正看護師の場合で、准看護師や夜勤がないクリニックや診療所に勤務する看護師一年目の平均年収は少し低くなります。
え、491万円、一流大学卒一流の日系大企業の初任給よりはるかに高いです。
看護師になるためのコスト
看護師になるためのコストである。時間的にも、金銭的にも、意外と安く、投資費用対効果最強である。
具体的な進路は以下のとおりである。
- 中学卒業
- 高校看護科卒業
- 准看護師試験合格
実は看護師は大学卒卒業しなくてもなれる。准看護師は、正看護師の下位互換であるが、業務内容はほぼ変わらないし、キャリアの途中で学校に行けば正看護師になれる。高校の割には学費が高いこともあるが、大学進学と比べると安いし、早くから働けるので、すぐに回収できる。さらにさらに看護師は返済不要の奨学金が多い。そのため、金銭的な不安に駆られる必要はない。
キャリアの発展性
看護師の資格には発展性がある。最下層は准看護師、次に正看護師。さらに、助産師は看護師でないとなれない。さらに看護師には、資格認定制度と呼ばれるものがあり、発展的に下記の看護資格を得られる。詳しくは書かない。よく知らない。
- 専門看護師
- 認定看護師
- 認定看護管理者
まとめ
はやめに将来を見通せる教育をすることで、貧困のサイクルから抜け出せる人が増えると思う。義務教育で教えておくべきことを見誤ってるよ。
というわけで、もし、中学生ながらこんなブログを見ていて、勉強がそんなにできなくて、学費にも苦労しそうって人で、将来人並みに生活したい人は、看護師考えてみるとよいかも。
不快に思ったらごめん。でも日本の貧困って意外とひどいんだよ。
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