金融業界の初任給・最初の仕事ざっくり比較【アセマネ・証券・銀行・生保・損保・信託】
金融業界への就職活動
歴史的に就活生人気の高い金融業界。最近は下火になりつつあるような気もしますが、いぜんとして高収入に魅力を感じる人、専門性に魅力を感じる人は多いはずです。
ここでは業種に注目して、ざっくりと抽象的に就職難易度やワークライフバランス、業務内容等について触れていきたいと思います。
金融業界・業種
金融業界と言っても様々なあります。
代表的なところは銀行です。日本は銀行の力が強いと言われています。これは企業がメインバンク制を採用しているためです。
そして、証券、信託。アセットマネジメント、生保、損保があります。
それぞれ特徴や就職難易度が異なっています。
就職難易度
アセマネ>>信託=損保>銀行=生保>証券
ここでいう就職難易度はあくまで総合職です。専門職などは考慮しません。あくまで個人的な意見です。もし皆様の意見がある場合はコメントお願いします!
ちょっとわかりやすくするために三菱系で具体的な社名を出してみます。
アセマネ・資産運用業界
アセマネは採用人数がめっちゃ少ないです。だいたい5人から多いところでも30人くらいでしょう。そのため難易度が跳ね上がります。また、ニッチな業界なのでそもそも応募してくる層が就職活動をしっかりとしている人って感じです。第一志望であることをアピールし続けることが何より重要です。三菱系だと三菱UFJ国際投信です。リクナビだと30人弱の採用実績です。
- 三菱UFJ国際投信
- 三井住友アセットマネジメント
- アセットマネジメントONE
- 野村アセットマネジメント
- 大和証券投資信託委託株式会社
- ニッセイアセットマネジメント
- 明治安田アセットマネジメント
- 東京海上アセットマネジメント
- など
信託銀行業界
続いて信託業界。こちらも金融業界の中でも難易度高めです。その業務の複雑さから賢さがより求められる印象。三菱系だと三菱UFJ信託銀行。昨年度の採用実績で250名程度です。学歴層も早慶が多いイメージ。
- 三菱UFJ信託銀行
- 三井住友信託銀行
- みずほ信託銀行
損保業界
続いて損保業界。こちらも採用人数が他と比べて少ないです。東京海上HDはだいたい300くらい。こちらも早慶メインのイメージ。体育会系が多いかな。
- 東京海上
- 損保ジャパン
- 三井住友海上火災保険
- など
生保業界
続いて生保。生命保険は学歴層が若干下がるかなー???明治安田生命で2~300
人といったところ。
- 明治安田生命
- 日本生命
- 第一生命
- など
証券業界
証券業界。難易度はがくっと下がるイメージ。まあ、幅が非常に広い。早慶もいるし、よくわからん大学もいる。それが証券業界、総合職。
専門職は難易度が飛び上がる。
- 野村證券
- 大和証券
- みずほ証券
- SMBC日興証券
- 三菱UFJモルガンスタンレー証券
- など
業界別最初のお仕事
キツさ
証券>銀行=生保>損保>信託>アセマネ
まあ、だいたい最初は営業をやるわけです。それが総合職。でも金融全般ですが、休みは取りやすい。
証券
一番きついのは証券業界だろう。
証券業界の営業は、お金持ちに株を買ってもらうわけです。もちろん株ですから、儲かるとは限りません。客にはっきりと数字でわかるような損をさせるわけですね。というわけで、怒られることもあるし、精神衛生的にもきついようです。
銀行
銀行も個人営業から始まります。個人だったり中小企業の社長みたいな人ですね。証券のように明示的に損をさせることはあまりないですが、やはり個人営業。厳しいです。
生保
生保も個人訪問で営業を最初はやるところが多いみたい。俺だって保険屋が来たら邪魔だと思う。そういうこと。
損保
損保はあまり個人営業はしないような気がする。代理店営業ですね。代理店に保険を紹介して、売ってもらうために営業します。まあ、BtoBの営業なので理不尽さが減る気がする。
信託
信託は営業とは限らないことが多い。というわけでわかりません。
アセマネ
アセマネは営業をやるとは限りません。営業やるといっても投資信託を銀行おいてもらうとか、売ってくれる人に商品説明するとかが多いので、他の金融の営業よりはるかに理不尽さはないでしょう。したがって、一番、きつくないでしょうね。
初任給
アセマネ>証券>>損保>生保>銀行
証券は初任給が一番高いです。大手であれば24.5万くらい。
- 野村:大卒初任給(2018年4月実績) 総合職オープンコース:月給:245,000円
- 大和:大学卒 255,000円/月
- 三菱:給与:大学卒・大学院修了 月給255,000円 円
- SMBC:大卒・院卒:初任給月給26.7万円 ※一律退職金前払給 3.7万円を含む
- みずほ:大卒:245,000円
アセマネは25万くらい
- 野村:24.5万
- 大和:25.5万
- アセマネONE:大学卒 月給250,000円
- 三菱:総合職 大卒/月給23万6000円
- SMBC:大卒プロ職:月給257,500円
損保は22.5万くらい
- 東京海上:グローバルコース従業員(大卒) 月給228,670円
- 損保ジャパン:<大卒・短大卒>月給237,860円(一律初任手当 29,670円(法定内残業18.5~20時間相当/月の固定残業代)含む)
- 三井住友海上:学部卒/月給24万1000円
生保は20万くらい
- 明治安田:大学卒 月給205,000円(基本給)
- 第一生命:大学卒 月給246,080円(一律勤務手当46,080円を含む)
- 日本生命:大卒・大学院卒211,000円(基準内賃金のみ 諸手当除く)
銀行は20.5万くらい
- 三菱:大学卒/月給:205,000円
- SMBC:四大卒総合職・総合職(リテールコース):月給205,000円
- みずほ:四年制大学卒: 初任給 月給20万5千円
*30歳の時の年収だとまた違った順番になりそう。
コメント
結局、アセマネやね!
【ブログ開設1周年】いままでありがとうございました!、これからも宜しくお願い致します。
2018年4月18日にブログを開設しました。
ブログ開設のきっかけ
一つ目は就活情報の開示です。
私がブログ開設したきっかけは、就職活動にあきたから、就職活動の情報って全然役に立たないと思ったからですが、それと同時に、これから就職活動する人にとって、少しでも役に立てばよいなーとか、ミスマッチができるだけ少なくなれば良いなーとか漠然と思ってました。
これが理由のひとつ目。
もう一つは、趣味のマネタイズ化です。
私は他の一般的な人と比べたら、あらゆる投資が好きです。それは私にとって強みでもあるし、ここに書いておくことで備忘録ともなります。
それが、ちょこっとでもマネタイズ化できれば良いと考えてブログを作ったわけです。
これまでのブログ
記事数:134
読者数:11
総アクセス数:約60000
月間アクセス数:約10000(今月推定値)
これからのブログ
これからは、データ分析と配当や優待の報告をメインとしていきます。時々就活記事も書きます。
社会人となったので、就活については極端に減ります。きっと読者の分布も大きく変わってくると思います。
まあ、自由に書くブログなので、お許しください。
それでは、今後とも宜しくお願い致します!
【就活は黒の無地スーツじゃなきゃダメ!】は、嘘!。紺の柄ありスーツで面接行っても何も言われんかったよ!
タイトルの通りです!
私、黒の無地のスーツ持ってません。それどころか、無地のスーツを持っていない。(礼服は除く)
それでも、就活にはそんなに影響なかったと思う。
保守的なイメージの銀行も受けたけど、選考に影響はなかったと思う!
明日から新入社員なので、ブログタイトルを変更します。
ご覧いただいている通り、このタイトルにしました。
これから書くこと
これからは、ポジショントークあまりせずに、配当や優待の報告を主軸、そのほか就職活動や、お勉強を副軸として書いていこうと思います。
もちろん、全然関係ない事もちらちら書きますので宜しくお願い致します。
【就活生必見】内定者社研修の有無はちゃんと確認しておけよ!
はじめに
私は内定者研修絶対反対派です。そういう目線から書いてます。
そもそも内定者研修ってなんだ
内定者研修とは、
内定者研修とはその名の通り、入社前の内定者の状態で企業が半強制的にやらせる研修です。
内定者研修の目的
内定者研修の目的はいっぱいありますが、以下の要素が強いと思います。
社員の即戦力化
内定者研修では社会人の基礎として、ビジネスマナーや業務の基礎などを叩き込まれるのが一般的です。4月から社会人としてスタートダッシュができるように教育してくれるわけです。
内定者フォロー
内定者同士、同期の親交を深めるのも内定者研修の目的の一つでしょう。同期が仲いいとやめにくくなります。
企業のメリット・デメリット
メリット
研修費用がただ!
内定者研修ではほとんどの場合、賃金はでません。入社してから研修をすると給料を払わなければならないので、その分お得です。入社後すぐに労働力として使えれば、企業は研修で無駄な時間とお金が節約できるわけです。
入社意思の再確認
内定をもらっているのにもかかわらず、4月には入社式に参加せずにそのまま連絡が取れないようなことが結構あるようです。内定者研修を通して、本当に入社する気があるのか見極めることができます。
さらに、入社後に辞められるよりも内定者研修で見限られた方が企業にとっては良いです。というのも、入社前に辞められれば、定着率や平均勤続年数には関係ないので、これは会社にとっては良いことかもしれません。
デメリット
あまり思い浮かびませんが、法律的に結構グレーっぽい事です。評判は良くなくなりますよね。
学生のメリット・デメリット
メリット
会社や同期を少し知ることができる
内定者研修では、会社の人と関わる事になるし、入社前にこいつらと本当にこのあとやっていけるのか見極めることができます。最終判断ができます。
実際に内定者研修をきっかけに内定辞退する人も少なくありません。
メリットはこれしかないです。
デメリット
不必要な物理的拘束
学生は勉強が主であるはずなのに、不合理な内定者研修によって学びがおろそかになりがちです。残りの学生生活遊びたいのに時間が少なくなってしまいます。バイトならお金になりますが、研修なのでお金にはならないことがほとんどです。
内定者研修のせいで大学を卒業できないなんてことにならないように気を付ける必要があります!
法律的にどうなんですか?
法律的には違法ではない、と解釈することもできるらしいです。
ですが、
あくまで任意の参加である必要があり、内定者研修の義務化は法律的根拠はないと思われます。
つまり、断れないような内定者研修をするような企業はブラックです(個人の意見)。駆逐しましょう。
参考
内定者研修があると思われる企業
内定者研修は特にサービス業に多く見られます。日本を代表するような大企業でも存在します。
と具体的な企業名をいろいろとあげたかったのですが、実態がなかなか調べられない。内定者研修の有無はともかく、賃金発生の有無が良くわからなかったので具体的な企業名は伏せます。
もしご存知の方いらっしゃたらコメント欄、お問い合わせなど活用いただいて教えてほしいです。
宜しくお願い致します。